ぶた猫ぶーにゃんのゲーム&趣味日和

私、ぶた猫ぶーにゃんのゲーム、趣味をつづった日記です。最近は「リングフィットアドベンチャー」「NHK」が中心です。

「難易度」と「経験値」(追記あり)

こんばんは。¡Buenas noches!

今回はツイッタータイムラインでふと見かけたことをば。

 「難易度」に違和感

「難易度」ってゲーマー(デジタルゲーム愛好家)としては全然違和感のない言葉なんだけど…

で、このツイートのリプで載せていた画像の中にこちらの記事のスクリーンショットがあったんだわ。

https://www.tv-asahi.co.jp/announcer/nihongo/genba/01.html

テレビ朝日のアナウンサーがゴルフ中継で用いられた「難易度」という言葉についてふと疑問に思った、という話。

一部を引用。

「難易度が高い」とは「難しい」という意味です。
だったら「難度が高い」もしくは「高難度」が正しいはずです。
しかも、「易」の意味がほとんど反映されていません。

リンク先にあるように、ゴルフなどのスポーツ界隈では「難度」が正しいのでしょうね。

でもデジタルゲームであればほとんど違和感がないのよね。

実際このツイートを取り上げた方がこんな風にツイートしている。

 デジタルゲームにおいては「難易度」は「自分で調整ができるもの」である。

難しくすることはもちろん、易しくすることもできる。*1

だから「難易度」という言葉が使われているのだと思う。

スポーツの場合は「難しいものに挑まなければ勝てない」から「難易度」という言葉に違和感を抱くのだろう。

そう考えると、「難易度」という言葉は、

デジタルゲーム界隈の専門用語がそれ以外の場面でも使われるようになった

もののように思う。

「経験値」も使われますね

さて、「難易度」以外にも「デジタルゲーム界隈の専門用語がそれ以外の場面でも使われる」ようになった例として、

「経験値」

というのがありますね。

もともとはRPGにおいて、「プレイヤーキャラが(主に戦闘において)経験したものごと」を数値化したものとしてもっぱらデジタルゲーム界隈でしか用いられなかった。

しかし近年はこれも一般的に用いられている。

しんぶん赤旗日曜版」最新号(2月21日)の「都並敏史 熱血アタック」という記事で用いられた例を紹介・引用する。

吉田*2と冨安*3の両選手がイタリアで経験値を日々あげていることで、日本代表の最終守備ラインは盤石です。この2人が突出しているのに対し、控えの力量が劣るのが気になります。

(太字・大文字強調は引用者)

この例でも、「経験値」ではなく「経験」という言葉のほうがふさわしいのではないか、と思う人が(デジタルゲームを嗜まない人を中心に)いるかもしれない。

「ゲーム」用語が一般にも用いられた例は多い

さて、「難易度」と「経験値」について思うのは、「ゲーム=テーブルゲームやカードゲームなど」の用語が一般にも用いられた例は多いんだよなあ、ということ。

  • 将棋…「成金」「王手」
  • 囲碁…「ダメ(駄目)」「布石」「打つ手がない」
  • 麻雀…「リーチ*4」「チョンボ*5

このように考えると「難易度」「経験値」もこれらと同様なのだろうと思う。

それじゃまた。

追伸

「経験値」という言葉について面白い記事を発見した。ここに紹介する。

news.denfaminicogamer.jp

*1:このシステムをさらに発展させたのが「新・光神話パルテナの鏡」「スマッシュブラザーズ」で採り入れられた「ホンキ度」システムだろう。

*2:引用者注:イタリア・セリエAサンプドリア」所属の「吉田麻也」氏のこと。

*3:引用者注:同じくセリエAボローニャ」所属の「冨安健洋」氏のこと。

*4:中国の麻雀にはないらしい。

*5:最近は使われる例は少ない。