NHKのアナウンサーには転勤がある。
こんにちは。
今日はNHKアナウンサーについて綴りたい。
NHKアナウンサーには地方転勤がある。
今まで大阪放送局に勤務していたアナウンサーが、ある日突然*1東京の「ニュース7」などのアナウンサーになったりするのだ。
民放各局ではこれはあり得ない。
日本テレビ系列(NNN)やフジテレビ系列(FNN)というのはあるが、各地方のテレビ局はあくまでも独立した企業なのであり、たとえば関西テレビのアナウンサーが、ある日突然フジテレビのアナウンサーになっているなどあり得ないのである。
私がこれを知ったのは高校生の時、当時大阪放送局のアナウンサーだった久保純子氏が突然、当時NHKの「一日を締めくくるニュース番組」だった「ニュース11」へ、松平定知氏とともにキャスターの座に就いたことだった。
現在のNHK大阪放送局のアナウンサーはこちら。
http://www.nhk.or.jp/osaka/caster/index.html
現在の顔ぶれで印象的なのは青井実氏であろうか。
以前彼は大阪放送局の夕方のニュースキャスターで、その後東京本社のアナウンサーになり、ニュースキャスターだけでなく、バラエティー番組の司会もしていた。
そんな彼が再び、今春から夕方ニュース「ニュースほっと関西」のキャスターに就任した。
いわば「古巣復帰」だ。
しかし、NHKのアナウンサーは大変だなあとつくづく思う。
やはりというか、一度東京本社に勤務したアナウンサーが再び地方勤務に回ると相当落ち込むそうだ。
せめて、NHKのアナウンサーも、ユニクロなどが設けている「地域固定正社員」のように「地域固定アナウンサー」という制度を設けてもいいのではないかと思う。
少し前まで「関西ゆかりの某選手がんばれ」と言っていたアナウンサーが、突然「関西の強豪を破って上位進出してほしい」とか言うのは見ていて気分が悪い。
それでは。
*1:まあ、大体は番組改編期であるが。