私とゲーム(番外編)かつて、ゲーム音楽はメディア音楽の中でも「どん底」だった
こんにちは。¡Hola amigos!
10年前のあの日から、NHKで散々流されるようになったあの曲。
この曲を作曲した「菅野よう子」氏の作曲家デビュー曲が実はゲーム音楽*1だったことは「知る人ぞ知る」エピソードであり、本人にとっては「黒歴史」でもある。*2
デビュー当時、映画やテレビ番組など各種メディア向け音楽の中でも、「ゲーム音楽」は下の下の下、「どん底」ランクの存在だった。
「ファミコン」が「小学館の学習雑誌」などで悪者扱いされ、ゲームセンターも「不良のたまり場」として学校によっては校則で「絶対に行ってはならない」とまでされるなど、「デジタルゲーム=人々を堕落させる悪魔」という扱いであり、それに楽曲を提供するということは屈辱であったろう。*3
しかし、歌謡曲のヒットメーカーの一人、「すぎやまこういち」氏が「ドラゴンクエスト」の音楽に携わってからは世間は「手のひら返し」を見せ、ゲーム音楽関係者がスター扱いされ、一部はライブ活動までするようになった。
などが代表か。
これらの先駆けとして菅野氏はもっと尊敬されてもいいはずであり、黒歴史にしてしまっていることはもったいないなあと思うのである。