私とゲーム・番外編~「対戦型デジタルゲームが『eスポーツ』といわれるようになって思うこと」
こんばんは。¡Buenas noches!
今回は久しぶりに「私とゲーム」について綴る。
「とある対戦格闘ゲームのプロゲーマー」氏が、「とあるグラビアモデル」氏と結婚なされたそうだ。
それにしても、対戦格闘ゲームはじめ、「対戦型ゲーム」が「eスポーツ」といわれるようになり、同時にプロゲーマーもそれなりの社会的地位を得られるようになったよなあ…
私がこの手のゲームに親しんでいたころ、「対戦格闘ゲームなんかするよりも、実際の格闘技、空手や剣道などをやるべきだ」「ゲームなんて下賤な趣味だ」などとバッシングを受けたものなあ…
一方で、「eスポーツ」といわれるようになって、デジタルゲーム、特に「対戦型ゲーム」が気軽に楽しめる、入り込めるものではなくなってきたよなあ…
いわゆる「一見さんお断り」というやつ。
一見さん=初心者だけではない。
「いつまで経っても上達できない人」はたちまち爪弾きにされる。
私は昔、セガの「三国志大戦」を嗜んでいたことがある。
三国志の武将たちに見立てたカードを筐体盤面に並べ、それを部隊に見立てて動かし敵本拠地を落とすゲーム。
私は「どのカードをどう動かせばいいか」「今どのカードを動かしているのか」わからなくなるときがあった。
後ろで見ていた人が、(もう見ていられないと思ったんだろうなあ)横から入ってカードを動かされたことがある。
そのとき、「ああ、私は根本的にこのゲームには向いていないのだろうな」と悟った。*1
対戦格闘ゲームの場合、「波動拳や昇竜拳など必殺技をスムーズに出せれば神様扱い」だったのが「1フレーム=60分の1秒の読み合いもまともにできない人はゲーム自体やるな」にまで敷居が上がっている。
従来型のスポーツでもそうだよなあ。
いつまで経っても上達できない人はニッポンにおいては「辞めちまえ、二度とスポーツ自体やるな」といわれる。
いつまで経っても上達できない、下手な人はスポーツをやったら駄目なんだろうか。
なんかその風潮が「eスポーツ」といわれるようになったデジタルゲームにも持ち込まれているような気がしてならない。
それでは。