ぶた猫ぶーにゃんのゲーム&趣味日和

私、ぶた猫ぶーにゃんのゲーム、趣味をつづった日記です。最近は「リングフィットアドベンチャー」「NHK」が中心です。

NHKの思い出・第13回「韓国ドラマ『冬のソナタ』」

おはようございます。

最近は紅白歌合戦とかいう「八百長&番宣歌謡ショー」のことばかり綴ってゴメンナサイ。

今回は久々にシリーズ連載「NHKの思い出」。
あの一世を風靡した韓国ドラマ「冬のソナタ」を綴る。

韓国ドラマ「冬のソナタ

あれはまだ西暦2000年代中盤だったか。
NHKでは2002年FIFAワールドカップを機に日韓友好ムードが高まっており*1、韓国ドラマやK-POP*2などを紹介するようになった。

最初はBSチャンネルで放送

そんな中で、NHKが目玉コンテンツとして、番宣も大々的に打った韓国ドラマが、

冬のソナタ

だった。

当初はBSチャンネルでの放送だったが、のちに総合テレビでも放送された。

耳に残るテーマソング、死に別れた恋人との「再会」がテーマ、そして番宣も兼ねた短時間ダイジェストを頻繁に打つなど、とにかく「これでヒットしないわけがない」要素や(NHKでの)プロモーション活動がぎっしり詰まったドラマだった。

これ、連続テレビ小説だなあ…

私がこの「冬のソナタ」を何回か視聴して思ったのは、

「これ、連続テレビ小説だよなあ…」

ということだった。

  • まず、主要出演者の「少年・少女時代」を描く
  • その後、成長した主要出演者たちを描く
  • ヒロインの周りをイケメンで固める

いずれも(最近の)連続テレビ小説と同じだ。
むしろ「冬のソナタ」をそっくりそのまま連続テレビ小説として放送すればいいのではないのかとさえ思った。

BSチャンネルを「プレミアム会員サービス」として運用

かくして、空前の大ヒットとなり「ヨン様ブーム」を巻き起こし、はてはパチンコ遊技機にまでなってしまった「冬のソナタ」。

NHKにおいても、「冬のソナタ」をきっかけに、ある「ビジネスモデル」を確立させた。

それはBSチャンネル*3「プレミアム会員サービス」として運用することである。

つまり、BSチャンネル契約をしている人に対し、BS非契約の人よりも早くドラマや映画など人気コンテンツを視聴できるようにしたわけである。*4

最近のネットの各種サービスにおいて「プレミアム会員サービス」はほぼ当たり前に設置されている。「VIPサービス」ともいう。

最近は、韓国など海外ドラマだけでなく、国内制作ドラマでも「BS放送の後、総合テレビなどで放送」をとるようになった。*5

なお、現在総合テレビでは「オクニョ」が放送されている。
実はこの作品、欠かさず見ている。あまりドラマは見ないのだが…

それでは。
つぎは年明けに更新予定。

*1:いわゆる「嫌韓」の醸成はこのころから始まったと言われているが、まだネット上の一部にとどまっており、世間ではそれほどでもなかった。世間一般に「嫌韓」感情が広がったのは2006年の「WBCワールドベースボールクラシック)」だと私は考えている。こちらの記事参照。

*2:rain(ピ)なんかがいたなあ。

*3:当時はドラマ等を放送するBSチャンネルは「BS2」「BSハイビジョン」があった。現在は「BSプレミアム」「BS4K・8Kスーパーハイビジョン」がある。

*4:現在、ドラマはじめエンタメ系コンテンツを放送しているBSチャンネルを「BSプレミアム」としていることがその証左だろう。

*5:特に時代劇においてこの傾向が強い。あと「地域発ドラマ」もそう。