NHKの思い出・第11回「きらりちゃん」
こんにちは。
最近、NHKのノーベル賞コーナーにとあるVtuber(バーチャル・ユーチューバー)が出てきてなんだか話題になっているようだが…
そういえばNHKには現在のVtuberに似た存在が以前いませんでしたっけ?
というわけで今回はNHKの思い出第11回。
第11回「きらりちゃん」
NHK自身、以前から「どーもくん」というイメージキャラクターがいた。
ただ、この「どーもくん」、もともとはBS放送のイメージキャラクターで、NHK全体のイメージキャラクターではなかった。
「どーも、BSです」のフレーズを覚えている方も多いと思う。
その後、「どーもくん」がNHK全体のイメージキャラクターとして扱われるようになるに伴い、BS放送の新しいイメージキャラクターが2000年に登場した。
それが「きらりちゃん」であった。
3DCGで作られたAR(拡張現実)キャラ、きらりちゃん
イベント等では着ぐるみキャラとして登場していた「どーもくん」と違い、「きらりちゃん」は3DCGで造られており、イベント等でもスタジオにモニター越しで登場させる、いわゆる「AR(拡張現実)」キャラとして運用された。
当時のNHK公式サイトにはその舞台裏も綴られていて、イベント会場の裏で「操演*1」「声優*2」がいたことを覚えている。
まさに、「のちのVtuber」というべき存在であった。
しかし忽然と姿を消す…
しかしその「きらりちゃん」、いつの間にやら姿を消した。
それと入れ替わる形で登場したのが「ななみちゃん」であった*3。
のちに「ななみちゃん」は「どーもくん」とともにNHKのイメージキャラクターの「二枚看板」として活躍する。
そして「きらりちゃん」は記憶の片隅に追いやられてしまった…
「NHK公式Vtuber」として復活させるべき
本記事最初で紹介した騒動を見て、「なんで外部のキャラクターなんて持ってくるんだろう、『きらりちゃん』がいるだろうに」と思った。
そして同時に、「きらりちゃん」を復活させる際は「NHK公式Vtuber」として復活させてほしいとも。
しかし、そもそも「きらりちゃん」という存在をどれだけの人が覚えているんだろうか…
それではまた次回。