NHKの思い出・第九回「クイズモンスター」
おはようございます。¡Buenos dias!
今日から職場は盆休みなのであるが、この盆休みの時期(8月中旬)はNHKでは「夏の特集期間」としてレギュラー番組は小休止になり、単発の実験的な特集番組が放送されるんだわ。
そこから、来春の番組改編期に一部がレギュラー番組(新番組)化することもある。
今回のシリーズ連載「NHKの思い出」は、そんな「実験的な特集番組からレギュラー化した番組」を紹介する。
第九回「クイズモンスター」
この番組は、たしか2000年代中盤の時期の放送だったなあ。
「特集期間」に何回か放送された後、土曜日の夜にレギュラー番組化したんだっけなあ。
「トレカゲーム(TCG)」をモチーフとしたクイズ番組
この番組は、毎回二人のゲストが「カード」に見立てた自身の家族や知人を「召喚」してクイズ対決をさせ、どちらが多く正解するかを競う内容である。
この時期流行していた「マジック:ザ・ギャザリング」「デュエルマスターズ」「遊戯王」などの「トレカゲーム(TCG)」をモチーフとしている。
「カード」にはその出演者の得意・苦手なクイズジャンルが綴られていた。
「コモンカード」であるゲストの家族や知人のほかに、「レアカード」と称して大学教授や弁護士タレントなど「インテリ系」が「召喚」されることもあった。
どちらかというと「クイズ三国志大戦」?
ただ、この番組を見ていて私は「どちらかというとこれは『三国志大戦』ちゃうかなあ?」と思った。
山札からカードを引く形ではなく、手札の中身はすでに対戦相手に明らかになっている。
何十枚も「デッキ」を組むわけでもない。
これは私がこの時期のめりこんでいた「三国志大戦」に近いのではないかと思ったのである。
結局短命で打ち切り
レギュラー化はしたものの、あまり人気は出ずに1年あまりで「クイズモンスター」は打ち切りになった。
ただ私としては「ゲストの家族が解答者」という点で「クイズ100人に聞きました(TBS)」をほうふつとさせる内容だったなあと思う。
それにしてもここ数年は「特集番組」はレギュラー化されず「特集番組」のままで姿を消すのが多くなったなあ。*1
それでは。
*1:個人的には「はに丸ジャーナル」がレギュラー化されなかったのが残念だった。