NHKの思い出・第八回「大相撲中継」
おはようございます。
連日最高気温が猛暑日であることを伝える週間天気予報を見ていると心がげんなりする…
さて、今回はNHKの思い出の第八回。
第八回「大相撲中継」
今回は大相撲中継について綴る。
大相撲は現在、奇数月の中旬の15日間開催され、長年NHKだけが中継および撮影した映像の使用権の認可を受けている。*1
昼から夕方にかけての放送なので、「ちきゅうラジオ」など、ガチンコでぶつかる番組は中止及び時間縮小の憂き目に遭う。
以前の弊ブログではそんな番組群について綴ったなあ…
中入りの企画コーナーが面白かった
大相撲中継もまた、私がNHKにのめりこんだ1990年代から見だした。
中でも面白かったのは、「中入り」といって、幕内力士および横綱力士土俵入りが終わった後の休憩時間中に放送される各種企画コーナーだった。
- 今場所の展望
- 新入幕・新十両力士インタビュー
- 往年の名勝負
- そして大相撲の舞台裏
などが放送される。
実は「VAR(ビデオアシスタントレフェリー)」を、ずっと前から導入していた大相撲
中入り企画の中で、私が一番印象に残っているのは、「物言いがついて行司と勝負審判が協議している間、実際は何がおこなわれているのか」というものだった。
その中で、「実は勝負審判たちは『映像分析班』に無線をつなぎ、各方面からとらえた映像ではどのように映っていたか意見を訊いたりしている」ということがその企画で報じられていた。
そして「映像分析班」は行司が担当しているということも。
つまり、今年のFIFAワールドカップで導入された「VAR(ビデオアシスタントレフェリー)」が、大相撲ではとっくの昔に導入されていたというわけだ。
実際、シドニーオリンピック2000の柔道において「篠原信一」氏が「疑惑の審判」で敗北し、大騒動になったが、そのときの中継で解説を担当していた人が「大相撲の勝負審判のシステムを柔道にも導入すべきなんですよ」と言っていたことを覚えている。
しかし大相撲を放送し続けていいのか…
さて、今年は大相撲においていろいろ問題が起こっている。
こういう問題を抱えるコンテンツに対し、NHKがわざわざレギュラー番組を潰してまで放送を続ける意義があるのかなあ、と私は思う。
そんなに放送したいのであれば、私はそれこそ先ほどの過去記事で掲げた「専門チャンネル」を作れ、と思う。
それでは。