連続テレビ「小説」って、小説作品をモチーフにしているのはほとんどないよね。
おはようございます。Buenos Dias!!
一昨日のNHKラジオ深夜便で、宮川泰夫氏と堀内孝雄氏の「ミッドナイトトーク」が放送されていた。
このときのテーマは「思い出の映画とテレビ」ということで、堀内氏が幼いころのテレビに関する思い出を語っていて、宮川氏が当時のテレビ番組表を引っ張り出してきて人気番組などを紹介していたのだが、その中に「当時の連続テレビ小説は武者小路実篤の作品だった」と言っていた。
ちなみに、その作品のウィキペディア記事。
珍しい男性単独主人公作品なのね。
で、ふと思った。
連続テレビ小説って、小説作品をモチーフとしたのってほとんどないんじゃないのか。
初期は小説作品をモチーフにしていて、また連続テレビ小説の「ビジネスモデル」も小説及び映画の「風と共に去りぬ」なのだが、いつしか小説をモチーフとせずにそれこそ「風と共に去りぬ」的な「ヒロインキャラが困難に立ち向かう物語」ばかりが生産されるようになった。
そして、連続テレビ小説は「新聞の連載小説をテレビでも」ということで設けられたらしいが、最近は同じ新聞でも日経新聞のコラム「私の履歴書」みたいな作品になっていることも過去記事で綴った。
ちなみに、今月の私の履歴書は「日産自動車社長 カルロス・ゴーン」氏ですよ。
ゴーン氏と吉野家ホールディングスの「安部修仁」氏をぜひ連続テレビ小説に!!
でもやはり連続テレビ「小説」をいうのなら小説作品をモチーフにしてほしいな。
ライトノベルでも可。
それではまた。
ミッドナイトトークは後日ホームページからストリーミングサービスで一定期間聴けると思いますよ。