ここがダメだよ時空覇王伝。あるいは引退した5つの理由
こんにちは。豚猫大好きぶーにゃんです。暑いですね。
さて、昨日、時空覇王伝の引退手続きをした。
もはや我慢がならなくなったからだ。
では、以下に理由を述べるとしよう。
- そもそもホワイト英雄がいるかどうかでゲーム性が変わってしまう
- 1にも関連するが陣形という概念がバランス破綻に結びついている
- 時空戦でどんどん追加されるクソ仕様
- 1から3をフォローする手段が無きに等しい
- そもそも運営会社がゲーム畑でない
ではまず1から。
時空覇王伝には高いレアリティから順に「ホワイト」「ブラック」「ゴールド」「アイアン」「ノーマル」の5種類の英雄レアリティがある。
戦国IXAで言えば「天」「極」「特」「上」「序」にあたる。
その中でもホワイトはそれ以下のレアリティでは持たない陣形、スキル、そして搭載できる兵士数を持つ。
もうこの段階でホワイトなしではやってられないバランスになってしまっている。
つづいて2。
時空覇王伝には「陣形」の概念がある。
ただ英雄を数枚のデッキに組み込むだけでなく、陣形によって複雑なじゃんけん要素を盛り込んでいる。
しかしこれもホワイト英雄の存在が仇になっている。
ホワイト英雄の持つ陣形「八卦」「七星」「錐形」は、ほとんどの陣形に対して有利が取れる。
そしてホワイト英雄の陣形は英雄を8枚搭載可能である。
勿論8枚ホワイトで固めることも可能だ。
ブラック以下の英雄が、まさに束になってかかってもかなわない。
3。これは無課金・NPC(暗黒軍)相手に戦っていたプレイヤーを泣かせた。
まず暗黒マップ3の仕様が、暗黒城を撃破してそこからワープしないと移動できない仕様にされた。
暗黒城はホワイト英雄で固めた部隊でないととてもソロではかなわない兵力を持つ。
これは時空戦を対人戦中心に持っていこうという運営の意図であったが、
その対人戦で残っているプレイヤーはほとんどがホワイト英雄もち。
そうでない人はお断りの様相になっている。
で、昨日から設けられた迎撃砲の仕様変更でバランスをとったつもりなのだろうが、今度は本営攻撃自体がやりにくくなってしまうバカな展開となった。
4。1から3をご覧になった方ならわかるだろうが、これらをフォローする手段が時空覇王伝にはない。
ホワイト陣形を持たせる手段を以前紹介したが、それでも本家ホワイト英雄にはかなわない。
5。これが時空覇王伝がクソである大きな理由かもしれない。
運営会社がゲーム畑ではないのだ。
主な事業はインターネットのデータ処理と管理だ。
私がプレイしているほかのブラウザゲームは、
「戦国IXA」「スターギャラクシー」はスクウェアエニックス、
「ブラウザ三国志」「キングダムライジング」はマーベラスAQLであり、
どちらもゲーム畑出身だ。
やはりゲーム、とりわけゲームバランス(レベルデザインとも言う)をうまく考えないと、
ブラウザであろうがゲーム機系であろうがクソになる。
とにかく、「世界津々浦々の英雄が集い、戦う」というコンセプトは良かったが、
バランス関係が圧倒的にクソだった時空覇王伝。
3ヶ月間本当にありがとうございました。
それではまた。