ぶた猫ぶーにゃんのゲーム&趣味日和

私、ぶた猫ぶーにゃんのゲーム、趣味をつづった日記です。最近は「リングフィットアドベンチャー」「NHK」が中心です。

NHKの思い出・第七回「週刊こどもニュース」

こんにちは。相変わらず暑い…
服を着たらもう汗でべたつくからたまったものではない…

今回はシリーズ連載「NHKの思い出」の第七回。
週刊こどもニュース」を綴る。

第七回「週刊こどもニュース

この番組が始まったのも私が高校生だったころ、1990年代だった。

当時、ニュース番組をにぎわせていた話題は「新進党*1」「ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争」だった。
あと「住専問題」もあったなあ。

こうした、さまざまなニュースの深層を、こども向けに解説しようということで始まったのが「週刊こどもニュース」だった。

池上彰」の原点

この番組は、NHKのニュースデスク・記者が「おとうさん」に扮し、「おかあさん」役の女性タレント、そして「こどもたち」の子役タレント3人に「ニュース解説」するという内容であった。

初代「おとうさん」は、現在いろんなテレビや新聞コラム等でひっぱりだこの、

池上彰」であった。

当時の池上氏は「記者」だった。アナウンサーでもなく、ニュースデスクでもなかった。
そんな池上氏がおかあさんやこどもたちにセットやフィギュア等をまじえてニュース解説をするさまは、まさに現在の池上氏がテレビ番組等で実行していることそのものであり、この番組こそが「池上彰の原点」と言えるものであった。

ちなみに、

に変遷していった。(「おかあさん」の順序はこれであってたかなあ?)

インパクトのある題字

この番組のタイトル題字は毛筆を用いたインパクトのあるもので、初代のそれは「きんさんぎんさん」こと「成田きん蟹江ぎん」姉妹が担当した。

その後、番組リニューアルの際に題字もリニューアルされたが、そのときの担当はプロ野球選手の「松井秀喜」氏だった。

あと、マスコットキャラクターも豚みたいなキャラの「スクープくん」から別の何かに変遷したのだが、どんなものか忘れてしまった…orz

ニュース深読み」が志を継いだ、と思ったのだが…

その後、2010年にこの番組は打ち切りとなった。

「セットを使用したニュースの深層解説」は、のちに「ニュース深読み」が継いだ。
しかし、この「ニュース深読み」も、今春をもって打ち切りとなってしまった。

NHKのわかりやすいニュース解説番組」は、今、どこにも存在しない。

それではまた。

*1:日本新党など「非自民連立政権」を構成した諸政党が、旧公明党とともに合併してできた新党。

*2:NHKスペシャルワーキングプア」のパーソナリティを務めた。

*3:現・NHKラジオ「NHKジャーナル」ニュースデスク。