NHKの思い出・第四回「八代将軍 吉宗」
おはようございます。Buenos dias!!
今回はNHKの思い出の第四回。
大河ドラマ「八代将軍 吉宗」を綴ろうと思う。
第四回「八代将軍 吉宗」
この作品は私が高校時代の1995年の作品だったなあ。
主演は「西田敏行」氏。
他に「津川雅彦」「江守徹」「中村梅雀」各氏なども出演していた。
大河ドラマではかなり珍しい江戸時代中期を描いた作品*1で、あの「暴れん坊将軍(テレビ朝日)」のモチーフとなった人物「徳川吉宗」ということでかなり話題だった。*2
そして、大河ドラマのお約束というべきか徳川吉宗の出身地である和歌山県和歌山市では本作品に便乗した企画が多数催されていた。
当時の世相を絡める
本作品では江守氏扮する「近松門左衛門」が「ストーリーテラー」という形で物語の概要を語る。
それが当時の現代世相を絡めたものであったことが印象深い。
まず、本作品の一貫したテーマが「江戸のバブル崩壊」。
また、五代将軍・徳川綱吉の時代からストーリーは始まるのだが、その後六代将軍・家宣、七代将軍・家継が相次いで急逝する*3シーンに関しては、
「細川首相8ヶ月*4、羽田首相3ヶ月*5。さあ現在の村山首相*6は何年続くのか?」
とのたまったりする。
ほかにも出演者自身のことを絡めたいわゆる「中の人ネタ」もけっこうあった。
評判は芳しくなかったらしいが*7、私自身は結構楽しませてもらったなあ。
そして主要出演者は「葵 徳川三代」へ…
本作から5年後、西暦2000年に「葵 徳川三代」が制作されるのだが、その主要出演者たちがまるまる「八代将軍 吉宗」の主要出演者ばかりだった。
具体的には…
他にも六代将軍・家宣を演じていた方が大谷吉継を演じていたのかなあ。
まあ、これは脚本担当の「ジェームス三木」氏の影響であり、意向なのかもしれないが…
それではまた次回。