わが国のスポーツ振興って何か間違ってませんか?結局「ショーザフラッグ」できる人材しか育てないんだ。
こんばんは。
昨日、こんな記事を見た。
いやあ、あの「OMOTENASHI」スピーチの現場にもいた有森氏がねえ…
詳しくは紹介記事をご覧くださるとありがたいが、私もオリンピックがわが国のスポーツ、そして文化の発展に寄与するとはとても思えない。
勘違いしないでほしいが、私は2000年代までオリンピックを観戦して素直に感動していた。
長野オリンピック1998のスキージャンプチームの金メダルと原田雅彦氏の号泣インタビュー、アテネオリンピック2004での「栄光への架け橋だ!*1」というNHKアナウンサーの実況とともに繰り出した冨田洋之氏の鉄棒演技etc…
そのとき、私は「教育行政をつかさどる文部科学省がスポーツ関連もやっているっておかしくないか?『スポーツ省』みたいなものを作って『国民みんながスポーツに親しめる環境』を作れないものか」と思った。
その後、わが国政府が「スポーツ庁」という政府機関を設立したのは2015年。
しかし、実態は私の理想とは大きくかけ離れていた。
「ナショナルトレーニングセンター」を作り、全国から選抜した「才能の原石」を磨くことをやっているようだが、要は「スポーツサイボーグ」の養成だ。
そもそもわが国は本当にスポーツが好きではない。
「スポーツの世界でNIPPONが登場すること」が好きなのである。*2
ゆえにサッカーでもFIFAワールドカップは注目されるがJリーグには見向きもされないなんてパターンがあったりする。
スポーツだけではない。文化教育面もそうだなあ。
ノーベル賞受賞できる人材を育てるとかね…
結局スポーツ振興なんてどうでもよくて、要は「ショーザフラッグ」に寄与できる人材を育てることしかしないんだろうなあ…我が国のスポーツ行政。
それでは。