さあ今年も高校野球批判をぶちかましますよ。
おはようございます。
昨日予告したとおり、今日は高校野球批判をぶち上げます。
昨年の記事はこちら。
本当に日本の高校野球「信仰」は目に余る。
上記記事にも綴ったが、いち高校の部活動に過ぎないのに「ふるさとの代表」とされ、各種メディアでの報道も、まるでUEFAチャンピオンズリーグでも取り上げているかのような扱い。
自分の出身高校でもないのに「地元の高校を応援しましょう」と押し付ける関西NHKをはじめ地元メディアもうざい。
「なぜ、高校野球が『国民的行事』になったのか」という考察はいくつかあるようだが…
例えばこんな記事とか。
「Number」というスポーツ情報誌のウェブ版記事で、2011年とかなり古い記事であるが、確かに「連覇の有無」は言えるかもしれない。
年末に開催される「全国高校駅伝*1」なんか、「ウン十年連続ウン十回目」という高校が平然と出るからなあ。*2
高校野球は時折僻地のあまり練習環境もいいとは言えない高校が勝ち上がることもあるから、それが「面白い」「絵になる」といえるかもしれない。
野球というゲームは塁に出られる打球を放たないと得点につながらないし、かつ塁に出たからと言って得点につながるとは限らない。
しかし、「野球というゲームそのものの特徴」でもって「日本の高校野球信仰」の説明がつくとは思えない。
「野球というゲームの観戦を楽しむ」のなら、それこそ上記記事に挙げたように社会人野球でもいいはず。
あるいは近くのグラウンドなどで開催されている少年野球や、草野球*3でもいい。
いっそのこと、高校野球…いや、高校のスポーツ部活自体を破壊し、「地域クラブ中心のスポーツ活動」を推進すべきではなかろうか。
かつて社会人野球始め、「企業のスポーツ部活」自体が経営破たんやリストラの推進で崩壊、あり方が変わった。
今度は「高校のスポーツ部活」にもメスを切り込むべきではなかろうか。
少なくとも、高校野球をUEFAチャンピオンズリーグ並のスケールで報道してはならない。
(追伸)
今のNHKは高校野球とリオデジャネイロオリンピックが重なったこともあり、ほとんどスポーツ一辺倒になってしまっている。
下の記事も参照。
まさに、私が常々言っている、「もうこうなったらNHKはスポーツ専門チャンネルを作れ」ということですわね。
まあ、NHKがこんなことをしたら主にスカパーとJ:COMあたりから「民業圧迫だ!」とクレームが付きそうだが…
それではまた。