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豚猫大好きぶーにゃんのゲーム&趣味日和

豚みたいに丸々太った猫が大好きな私、ぶーにゃんのゲーム、趣味をつづった日記です。カテゴリによっては(特にNHK)かなり主張めいたものが多いので不快であれば興味あるカテゴリのみブックマークくださると幸いです。

信長の野望・天翔記HDのレビューをします。

こんばんは。全然天武将が当たらない。
参った、心が折れましたわ…
冬くじもどうせ平凡な結果なんだろうなあ…

さて、信長の野望天翔記HDであるが、だいぶゲームに慣れてきたのでそろそろレビューをしたい。

オムニ7 - セブンネットショッピング|PSVita 信長の野望・天翔記 with パワーアップキット HD Version

(↑例によってセブンネットショッピングのリンク貼ります。見とけよ見とけよ~)

ちなみに、天翔記の過去リリース版はPSP版をプレイしている。

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左がPSP版、右が今回のHD版。

(長くなるので折りたたみます)

 天翔記の主な特徴は以下。

教育と熟練度。

天翔記での武将能力値は最初から定められているものではなく、「才能*1」と「熟練度」の二つに分かれている。*2

「才能」とはその武将が伸ばせる能力の最高値であり、「熟練度」はその才能に対して「教育やコマンド実行でどれだけ引き出せているか」の値である。

たとえば、内政コマンドを繰り返すと「政治」の熟練度が伸び、戦闘で攻撃を繰り返すと「戦闘」熟練度が伸び、同じく戦闘で「技能」を成功させると「智謀」熟練度が伸びるのだ。

また、今回は「教育」コマンドが充実しており、「政治」を伸ばすもの、「戦闘」を伸ばすもの、「智謀」を伸ばすものがあって、そこに「兵科適性」を伸ばすものがあったりさまざまである。*3

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こちらは鷹狩を実行した時の寸劇。
「戦闘」と「智謀」を同時に伸ばせる。
寸劇の中には「アッー!!」な展開になるものもあるんだとか。*4

一気に9つの城を巻き込む戦闘。

 天翔記の戦闘場面は、同時に9つの城を取り合う激しいものである。
前作「覇王伝」より、エリア単位が「国*5」から「城*6」になったが、1戦闘につき1つの城しか取れず完全攻略まで時間がかかった。

天翔記ではそういう不満にこたえ、1つの戦闘で最高9つの城を巻き込む大規模なものとなった。
攻防の当事者だけでなく、周辺の関係ない勢力も同時に参戦する。
みていて「ファイアーエムブレム聖戦の系譜」を思い出した。あれも1ステージに複数の城を攻略するからなあ。

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そして軍団制。

天翔記では内政・物資面では「1つのエリア」だけを管理するのではなく、複数の城を同時に管理する。
武将の移動や内政、軍備調達もこの範囲で同時にやってしまうのだ。

しかし、実際にやってみたらわかるのだが、「行動力」ポイントには限りがあるため、とても1つ1つの城を満遍なく自力で管理することはできない。

そこで、今回はコンピュータに内政や軍備などを任せてしまう「委任」にも工夫が施されている。
それが「軍団制」である。

管理させる城を割り当て、「評定」で随時、細かい指示を与えていくことで、「コンピュータに任せる」ことに抵抗感を感じさせないものになっている。

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上のスクリーンショットで「一」とあるのがプレイヤー管轄のエリア。「二」「三」…とあるのがコンピュータ管理する「軍団」の管轄エリア。
飛び地的な設定をすることも可能で、内政面が充実して来たら前線の城を当該軍団に割り当てることで攻めさせる芸当も可能。

顏グラフィックも近作のものを使用。

信長の野望シリーズの過去作リメイク作品*7には、武将の顏グラフィックが近作仕様になっているものが多いのだが、本作もその基準を踏襲している。

例えば、我らが雑賀衆・鈴木重秀は、オリジナル版では「アラビア女性風のスカーフを巻いた麻原彰晃」だったものが、本作では最新作「創造」仕様となっている。

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左がオリジナル準拠のPSP版、右がHD版。
PSVITAスクリーンショット機能ではPSPゲームの画面が撮れないので直撮りです)

さて、今回の天翔記HDは概してオリジナル版の良さを崩していない良リメイクといえるのだが、中には劣化移植ともいえる改悪点もあった。

以下、悪いなあと思った点。

顏グラフィックの一部がオリジナル版のまま。

当該武将の近作への出演がなかったからだろうか、武将の一部はオリジナル版と全く同じ顏グラフィックが見受けられる。

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例えばこの「宗義智」。
現在の長崎県対馬を治めていたことで知られているが、せめて「太閤立志伝5」の顏グラフィックが使えなかったものか。
「モバノブ」でも「太閤立志伝5」の顏グラフィックのものを使用しているのだし。
ここは実に残念だと思った。

やはりというか、BGMがWindows旧バージョンと同じ。

実は、本作のBGMは、一番最初のPC版*8よりも、当時の主力家庭用ゲーム機であった「プレイステーション」「セガサターン」版の方が評価が高いことで知られている。
一部で過去作「武将風雲録」などのアレンジが用いられており、バリエーションが豊富だったからだ。

その後、WindowsPC用のものも発売されたが、「ワルシャワフィルハーモニー*9」によるオーケストラ音源が用いられた代わりにBGMのバリエーションが乏しいものとなってしまった。*10

そして本作もまた、特にアレンジされることもなくファンにとって評判の悪い音源が用いられてしまっている。
PSP版はプレイステーション版のBGMが用いられていたのに。

PSP版と比べて操作性が改悪された。

私にとって一番の悪い点。

例えば戦闘中、未行動部隊に自動的にカーソルを合わせる操作の場合、PSP版では「単にL・Rボタンを押すだけ」でよかったものが、本作では「Rボタンを押しながら、十字キーの左右を押す」となっている。
本作ではアナログスティックも頻繁に使用するため、左親指をスティックと十字キーの間で往復する羽目になり手間がかかる。
あるいは「モンハン持ち*11」でもやれということか?

あと、本作はタッチパネル操作にも対応しており、キー操作の面で改悪をうけた部分を改善しようとスマートフォン用のタッチペンを購入した。

最後に。

まあ、なんだかんだで不満点もあるが、20年以上前の作品で、かつほとんどリメイクされなかった作品をよみがえらせてくれたコーエーテクモゲームスの小笠原プロデューサーには謝辞を送りたい。

なお、本作はPSVITAのほかにWindows版も発売されている。もちろんWindows10にも対応している。

プレイするにはPC洋ゲーDLサイト「Steam」にアカウント登録する必要があるのでその辺はご注意をば。
こちらはマウスやテンキー操作にも対応しているので操作性の面では上かもしれない。

それではまた。

*1:「政治」「戦闘」「智謀」に応じて「政才」「戦才」「智才」と表記されている。

*2:ほかにも「野望」「魅力」があるが、こちらは武将ごとに完全固定されており、野望は家宝(アイテム)、魅力は官位をもらうことでのみ上昇できる。

*3:一応「戦国群雄伝」「武将風雲録」にも教育コマンドはあったが、直近の前作である「覇王伝」では削除されていた。

*4:しかもトロフィー獲得条件の一つになっている。

*5:現在の都道府県に近い。

*6:同じ「国」の中にいくつかの城がある。例えば尾張だと「清州城」のほかに「那古野城」などがある。

*7:例えば信長の野望DSシリーズなど。

*8:まだWindowsが台頭する前の時代。NECのPC98シリーズなどが活躍していたころである。

*9:映画「バトル・ロワイヤル」やアニメ「天空のエスカフローネ」のBGMを手掛けるなど、日本のサブカル映像作品と縁の深いオーケストラとして知られている。

*10:あるユーザーは、この仕様に立腹して、自らの手でBGMをプレイステーションセガサターンのものに切り替えられたり、パワーアップキットにもなかった細かい機能を搭載できるようにする非公式の「MOD」を作ってしまった。ちなみにこの方は「真・女神転生」シリーズの攻略サイトも運営しており、バーチャルコンソールでこのシリーズをプレイしていた私にとって大きな助けとなった。詳しくは「天翔記 神パッチ」で検索してみよう。

*11:左親指はアナログスティックにかけ、左人差し指で十字キーを触り、左中指でLボタンを押すやり方。慣れないうちはやりづらいがなれると快適になるそうだ。「モンスターハンターポータブル」を快適にプレイするために編み出されたためこう呼ばれる。