NHKはさらに堕落するだろうね、クロ現打ち切りが事実ならば。
こんにちは。
おとといつづった「クローズアップ現代が来春で打ち切り」について深くつづろうと思う。
(今回はかなり長くなるので折りたたみます。)
NHK、おまえもか。
今の日本のテレビが腐っていることは前々からわかっていたが、今朝起きた「パリ同時多発テロ事件」で100人以上の死者が出ているというのにNHKすら平常運転、というのには開いた口がふさがらなかった。
日本には「マスコミ」はあっても「ジャーナリズム」は無い、と言っていたのはジャーナリストの本多勝一である。
クロ現打ち切りが事実ならば…。
さて、先日つづった「クロ現打ち切り」についてだが現時点ではNHK側は否定している。
しかし、高校時代からNHKに親しんでいる私に言わせれば、そう言いながら結局は打ち切りとなった番組はごまんとある。
一例をあげてもこんな感じである。
こういうのを見ても「クロ現打ち切り」はやはり信ぴょう性が高いのではないかと私は思うのだ。
「クロ現」の存在意義、それは「調査報道」。
「クロ現」は、「今起こった出来事を速報で伝える」のではなく、「以前起こった出来事や、ニュースで伝えきれなかった出来事を、徹底取材で検証する」タイプの番組である。
いわゆる「調査報道」タイプの番組だ。
よく、「テレビはネットに押されて存在意義を失った」と言われる。
しかしそれは「速報性」の部分であり、「調査報道」「ルポルタージュ」の部分での存在意義はまだまだあると考えている。
…テレビ業界が「まともな精神の持ち主」ならば。
「クロ現」は、そんな「調査報道」の「鑑」ともいうべき番組だった。
「ワーキングプア」も、もとは「クロ現」で取り上げたところ、視聴者からの反響が大きかったことでより深い取材を目指して作られたものだ。
NHKの堕落はますますはかどるだろう。
私はこの番組を、22年前、当時高校生だったスタート当時から見ている。
こんな良質な番組をわざわざ手放すとすれば、それは「NHKの終わりの始まり」であるとみなさざるを得ない。
いや、もう終わっているか。
なにせ「不幸の科学」…じゃなかった「幸福の科学」がバックにいるらしい「安保法制賛成デモ」を、「両論併記」という名分で馬鹿まじめに報道したり、ほかにもいろいろと「あちら」の世界の方々に媚びていらっしゃるのだから。
おおっと、うちのブログらしくない記事になってしまった。
それではまた。