なぜ高校野球が「ふるさと代表」ヅラしてやっているのか?社会人野球ではだめなのか?
おはようございます。盆休みも本日で最後です。
さて、現在開催されている夏の高校野球選手権。
毎年思うのだが、なぜあれって「ふるさとの代表」として取り上げられるのか不思議でならない。
「ふるさとの代表」としてのアマチュア野球なら、別に社会人野球でもいいだろうに。
むしろ社会人野球(企業チーム)は法人市民税も納めているんだし。*1
でも先月開催された「都市対抗野球」は全然客がいないんだよなあ。
そもそも自分の出身校でもないのに、なぜ応援しなければならないのか理解に苦しむ。
あと、本戦出場校のほとんどが私立であり、全国から有望選手を奨学金付きでかき集めたものなので「ふるさと代表」でも何でもないと思うんだけどなあ。
せめて高校野球は高校総体(インターハイ)に組み込むべきではないかと思う。
そうでないと不公平だと思うわ。
もちろん、高校総体はオリンピック並みの体制でテレビ中継することも忘れてはならない。
そこから世界クラスのアスリートが出てくるかもしれないし。
それにしても、高校野球への「信仰」の根の深さはすごいものがある。「ミュージックアワードより紅白歌八百長」という日本の歌謡界にも似たものがあるような気がする。
あと、高校野球含めこの手のスポーツイベントを楽しめなくなった理由には、自分自身が年を取ったというのもあるかもしれない。
10年ほど前までは自分と同世代の選手たちも頑張っていたが、現在はほとんどのアスリートは自分より10歳以上年下。
私の同世代はもはや監督やコーチなど指導者になっている。
選手として続けて居ようものなら「老害」の言葉が飛んでくる。*2
それに私は半NEETだ。
本来なら会社に勤めて課長クラスまで進んでいなければならないはずなのに非正規雇用を続けているのかという後ろめたさも、スポーツイベントを楽しめなくなった原因かもしれない。