私とゲーム・第二回「RPGとの邂逅」
こんばんは。暑いですね。しかし台風12号が近づいているらしい。
今回も前回の続き「私とゲーム」を綴る。
第二回「RPGとの邂逅」
私が「ファミコン」に出逢ってから3年が経った10歳の時。
当時は「ドラゴンクエスト」をはじめ、ファミコン界隈でRPGが一大ブームになっていた。
私も、友達とソフトの貸し借りをするうち、それらRPG作品に接するようになった。
「ドラゴンクエスト」「ファイナルファンタジー」「女神転生」「ウィザードリィ」等々…
そんな中、私自身も当時のクリスマスに、あるファミコンRPG作品を親にねだって買ってもらった。
もともとはアメリカのパソコン用RPGで、シナリオアレンジは秋元康氏*1、音楽は後藤次利氏が担当していた。
また、当時アイドル声優の先駆けとして活躍していた日高のり子氏がゲストキャラクターとして出演していた。
このゲームは当時の私には少し荷が重たかったかもしれない。少なくとも「ドラゴンクエスト」「ファイナルファンタジー」よりは難しかった。
- 食糧の概念があり、移動するだけで減少する。もちろん切らすとダメージを受け、死んでしまう。
- いわゆる「シンボル遭遇」で、敵アイコンに対し「たたかう」コマンドを使用することで戦闘シーンに入るのだが、このコマンドが町の住民にも使えてしまう。
もちろん町の住民との戦闘シーンに入り、倒すと殺人を犯したとみなされ町の中が守衛だらけになる。*2 - レベルアップは経験値を貯めた後、王様に謁見する。
ただしHPの最大値しか上昇せず、他の能力値は「アンブロシア」という裏マップにある神殿に寄付しないと上昇しない。 - プレイヤーキャラはたくさんある「職業」と「種族」を選択して作成し、最大4人のパーティを作る。*3
しかし、たくさんある職業のうち、「戦士」「シスター」「魔術師」「盗賊」の4種類以外はこれらの職業の特徴を中途半端に持ち合わせたもの、つまり「下位互換」「器用貧乏」でしかない。
ただ、「騎士*4」「レンジャー*5」だけはこれら4種類より強かった。
他にもいろいろあるが、本当にシステムが難解であった。
それでも私は友人たちと力を合わせ、エンディングにこぎつけた。
その後、私は「ドラゴンクエスト3」をプレイし、王道RPGのすばらしさを知った。
本当に、私が買ってもらったRPGが「星をみるひと」ではなくてよかった。
もしこれを選んでいたら、RPGというジャンル自体嫌になっていたかもしれない。